メイクはブラウン主体で洗練顔に

看護師は、患者に「この人は頼りになる」と思わせるような第一印象が大切だ。それには、清潔感や知性、意欲が伝わるようなメイクがキモになる。そんなメイクの一例としてメイク感はあるけれど、決して濃すぎないコンサバフェイスに挑戦してみよう。

まずアイメイクは、ブラウンを主体とすることで、看護師らしい落ち着いた雰囲気になる。ベージュをアイホールにのせ、ライトブラウンを二重幅にプラスすることで、奥行きのある軽やかなグラデーションも実現する。そして、ダークブラウンを上まぶたのきわに加える。目尻からはみ出してしまうと、清潔感よりもおしゃれ感が強調されてしまうので、注意しなければならない。

次に黒のアイライナーでまつ毛とまつ毛の間を埋めていく。さらに、粘膜に沿って極細のインラインを引くと、目力が強調される。仕上げに黒マスカラを上まつげに塗布していく。下まつげは塗らなくて大丈夫だ。眉毛は強めの太眉にすることで、意志の強さが伝わるのだ。濃いめのパウダーを眉全体にのせて、しっかりとした印象に仕上げよう。眉頭にはあまり足さなくても大丈夫だ。口元にはツヤのあるベージュリップを使用し、きちんと縁どって、キリッとした唇を演出していこう。

とにかく看護師のメイクは、派手な色を控えて大人っぽい印象を与えることが大事だ。不規則な勤務形態に疲れているからと言って、起きてからゆっくり準備をしているとあっという間に出勤時間になってしまうのだが、このメイク方法なら短い時間で完成させることができるだろう。